個人でも世間に見える形にアウトプットすることが容易になってきた今日このごろ。
そんな中、個人的に「特徴で分けられるのでは?」と考えたのです。
それが、タイトルにある「モノコンテンツ」と「人コンテンツ」という考え。
それをまとめつつ、アウトプットしてみようかと。
もしかすると、専門的にすでに誰かが定義しているかもしれませんが、それはそれで。という感じでひとつ。
○人コンテンツ
「何をしているか」よりも「誰がしているか」がコンテンツの魅力になっているもの。
極論、「芸能人がそれをやったらコンテンツとして成り立つけど、素人がそれをやっても、割とどうでもよくなってしまうもの」
○モノコンテンツ
これは、「誰がしているか」ではなく、「何をしているのか」が価値を持つコンテンツ。
素人でも歌唱力がすごい歌動画とか、無名の人が書いた小説とか、プラモデルの作品なんかもこれに該当する。
インターネットでは、わりと「モノコンテンツ」が多く、テレビとかは「人コンテンツ」が多いかなと思っております。
それぞれにはっきりとした線引があるわけではなく、
「人コンテンツ」寄りでも、面白いことをしていたことが、その人を知らない人にとっては「モノコンテンツ」になるし、それがきっかけに、その人にとっての「モノコンテンツ」が「人コンテンツ」になることもあるし、
逆に、「モノコンテンツ」でも、「同じ人が面白いものを出している」だと、その人が別の内容をしていても面白くなったりするので、そこまで行くと「人コンテンツ」なのかな。と。
で、なんでそんな事を考えたかというと、「出す側」も「受ける側」もここらの違いを理解してた方が幸せになれるよね?と思ったのです。
例えば、「この作品がスゴイ」と瞬間的にバズったとしても、それは「人コンテンツ」の魅力ではなく、「モノコンテンツ」の魅力。
なので、その人が全く違うことをやったとしても、それがもう一度バズる可能性は低い。
逆に、有名なタレントであれば、ゲームをやろうが、料理をしようが、歌おうが、割と話題を呼んだりできるから、「こういうことをやらないほうがいい」みたいなのは通用しなくなる。
ここらをどういうふうにコンテンツ化するのを考えるのが面白いのかなと思う次第です。
というのを考えたのは、Twitterで度々起こる「女性モデラーはいいねがおおいのは不公平」の話とかを見てて思ったのですよ。
「よくいる男性モデラー」が「作ったプラモデル」は後ろに荷重がある「モノコンテンツ」。
「女性」が「作ったプラモデル」は前に荷重がある「人コンテンツ」。
こう考えると、割としっくり来るなーと考えたのが始まり。
変な憤りや、変な失望を回避するために「そもそも違うもの」って考えるといいんじゃないかな。と。
2022年3月10日 21:36