とあるシールの製作話

ある、シールを作った時の話と、それがどうなったのか…という話。

案件とかそういうのではなく、格安で作ってもらったメーカーさんにも、ちょっと還元できればなぁと。

ある日、「キャンペーンでシール100枚1円」というツイートが目に入る。


すでにキャンペーン開始から時間が経っているようで、すでに届いている人もいるらしく、質も結構よさそう。

「先着100名」ということなので、色々条件確認。

ここのサービスでは、「簡易入稿」という仕組みが導入されていて、よくありがちなAdobe IllustratorやPhotoshopだけではなく、PDFでの入稿もできるとのこと。

原本のファイルを早く用意出来て、活用できるものは何?

という自問自答の結果、運営側で関わらせてもらっている「チカホ模型展示会」のステッカーを作ろう!という方向で動き始めました。

サイトの画像やアイコン、PRカード、動画のカットなどのために、「Inkscape」というフリーウェアで作っていた画像をベースに、文字を足して、PDFで保存。

PDFで出力した画像。

何がスゴイって、PDFで直接行けるので、フォントもアウトライン化しなくていいのね。

で、入稿して注文してみたものの、料金が1円なせいか、カード決済が通らない。

カードがダメなのか?とか疑惑が出たので、別サイト…というか、ココが格納されてるサーバの利用期間を延長してみたら決済は通る。

新規加入時にポイントが付与されていたのでそれで決済したら、注文完了になってしまったのでした。

キャンペーンだから1円でも決済したかったんですけどね。

で、届きました。

届いたのは50枚×2。

片方をチカホ模型展示会実行委員会の代表に納品(?)
「好きに使ってくださいねー」と渡したのは、グルっと回って、静岡ホビーショーの「プラギルド」卓に届くのでした。

「プラギルド・OZ(仮)・ガイアノーツ・RIZE」卓の写真のあちこちに写り込んでおります。

そして、このシールはモデラー界隈では著名な人たちの手に渡るのです。

無事、50枚のシールはすべて誰かの手に渡ったようです。

私の手元にある残り50枚は、模型製作会などで使用したいと思っています。

手出しゼロで制作してもらったこともあり、到着後に、「コレと同じものを注文する方法はあるのか?」と聞いてみたところ、「特別仕様なので、全く同じものは注文できない」とのことで、近い仕様のものは100枚で5000円ぐらいで注文できるらしいです。

なので、初期ロットのこのステッカーは残り50枚で打ち止めになる予定となっています。

と、いうわけで、ちょっとしたきっかけから、思わぬ方法に転がったステッカーの話でした。

続 延命策

前回のあらすじ~

家族のノートPCをなんとかWindows10終了まで延命するためにパーツを色々仕入れて入れ替え。

メモリを8GB増の12GBに。
HDDをSSDに入れ変えた。

☆現在の状況
・Celeron 1000M(ivybridge)
・メモリ 12GB
・ストレージ SSD 480GB


コレで終わりかな?とおもっていたものの、「CPUを変えた」という事例を見かけてなにかに火がついたのでした。

○禁断のCPU編

自作PCのデスクトップだと、CPUを交換することは割りとよくありますし、どのCPUがどれに合うのかと言うのは情報が当たり前のようにたくさんあるのですが、一方でノートPCはメーカー製PCがほとんどで、CPUを交換することは想定されていないことが多いです。
その中で、割りと交換事例を多く見つけられたのが今回の作戦決行に繋がりました。

まず、条件としてチップセット的に合うのは「Sandybridge」の2000番代と「ivybridge」3000番代。
元々がCeleronで、TDP35Wなので、クアッドコアのi7まで上げると45Wになるのでちょっと心配。そしてお値段も高くなっていく。
と、調べているうちに某通販サイトで「Core i5 3320M」が中古で2600円で売られているのを発見。
TDPは据え置きで35Wだけど、ハイパースレッディング対応+ターボブーストでクロックもUP。
ベンチマークサイトではスコアで2.6倍ほどのスペックになるらしい。

で、ポチッとしたのが届いたのでさっそく交換。

←Celeron 1000M   Core i5 3320M→

CPU本体はi5の方が若干長い。
コア数は一緒なので、キャッシュとかGPU部分の差かな?と。

CPUソケットの下のマイナスネジを左に回し、ソケットの白いプラパーツがスライドしたところで取り外し。位置を合わせて同じように入れてネジを回して固定。

CPUファンの枕部分のグリスを拭き取り、かなり前に買ったまま残ってたグリスが固まらずに残っていたのでそれを塗布してファンを元通りにして完了。

ココで起動して、BIOS上でCPUが認識していれば成功…

無事成功!

色んな情報だと、「SpeedStepが動かないことがある」とか「グラフィック機能が変わるからドライバを入れ直しする」とかも見かけたのですが、そんなこともなくサクッと。

自分のマシンじゃないので体感的にどんなもんなのかは良くわかってないのですが、バックグラウンドでWindowsUpdateが動いているときに他に何も出来なかったぐらい重たかったのは改善された感じはしてました。

コア数は据え置きですが、スレッドが2増、クロックも最高クロックも上がったことと、SpeedStepが有効になったことで、低負荷時のバッテリー消費も低めかもしれないです。

手頃に負荷をかけるために、Youtubeで高解像度の動画を再生してみたものの、CPU温度が異常に上がることもなかったので、とりあえずは大丈夫そう。

あとは、Windows10のサポート終了まで動いていただければ…といったところ。

○ビフォーアフター

元の構成
・Celeron 1000M(ivybridge)
・メモリ 4GB
・ストレージ HDD 750GB

    ⇓ ⇓ ⇓

現在の構成
・Core i5 3320M(ivybridge)
・メモリ 12GB
・ストレージ SSD 480GB

以上。問題なく動き続ければいいな!!!

The 延命策

家族の使っているノートPC。
かつて、「光回線加入で(実質)タダ」みたいな買い方をした、廉価機。

Windows11にアップデートすることも出来ないものの、とりあえずWindows10の限界まで使うとしても少々厳しいスペック。

・Celeron 1000M(ivybridge)
・メモリ 4GB
・ストレージ HDD 750GB

コレを、なんとかしてやろうじゃないか!という謎のノリが発動。

ことの起こりは近場のPC専門店でもはや希少になりつつあるノートPC用のDDR3 8GBのメモリが2780円で売られたのが始まり。

ここから、「よく知らなかったこと」が続発します。

○メモリ編

購入したメモリは、DDR3 1.35V対応というチラシの表記。
「DDR3」なのか「DDR3L」なのかよくわからない一品。

公式サイトやらなんやらを探っていった結果、「1.5V動作可能」という記載が公式資料を載せたっぽい通販サイトで見つかったため、購入&装着。

メモリスロットは2本で、1本開いている状態だったので追加で装着。

しっかり認識してメモリ合計12GB。

自分の昔々の認識(Pentium4時代ぐらいの認識)では、「メモリが同メーカーかつ同容量じゃないとデュアルチャネルは発動しない」と思ってたのですが、今は発動するんですね。

実際にそう動作しているのかはわかりませんが、「少ない容量に合わせた分がデュアルチャネルの転送速度、残りはシングルチャネルで動作する」らしいです。あくまでも「らしい」です。

「おっと、ココでシングルチャネル転送になったな!」なんて分かるわけが無いですから。

メモリが8GBで12GB。メモリ編完了。

○ストレージ編

続いて先週末決行したのがストレージ編。
もちろん黙ってSSDなのですが、色々と気になることが発覚。

まず、この本体には、miniSATAの空きがあり、ここにSSDが接続できるらしい。

やってみたい…とは思ったものの、もはや有名メーカーのものなんてなく、「コレはどちらさま?」みたいなメーカーのものしか無い。

さらに、実際に接続した人の動画によると、「SATAのSSD単体の時よりも起動は遅い」とのこと。

ここで、miniSATAは断念し、通常のSATAを使い、HDDとSSDを入れ替える方向に確定。

続いて「750GBからの移行はどれぐらいの容量にするか」という問題点。
「自分が使わない」から、余計にわからない。

メーカー製PCのお約束の通り、パーティションは色々分割されてるものの、そんなに容量を使っていない。

候補は例によってPC専門店のチラシに載っていた「240GB 4180円」と「480GB 5680円」
一応国内メーカー「KIOXIA」の一品(ただしMade in China)(サポートはBUFFALO)

値段差1500円で容量2倍かぁ…というところで480GBをゲット。

前に買っていたSATAをUSB3.0に変換するケーブルを接続し、ツールを使ってクローン。
元と容量が違っても上手いことパーティションを減らしてくれて完了。

そのままHDDとSSDを入れ替えて…と思ったのですが、HDDは9.5ミリ厚。SSDは7ミリ厚。
昔買ったSSDにスペーサーが付いてたような…と探したものの見つからなかったため、手元に合った2ミリのプラ板と0.3ミリのプラ板を両面テープで貼って簡易スペーサーを自作して接続。

入れ替え前後に速度はどんなもんですかね?とベンチマークをとっていたのですが予想外の出来事が。

これ、画像の取り違いでもなんでも無くて、移行に使ってたUSB3.0接続のほうが速いでやんの。
(ドライブが違うのは同じドライブのパーティション違いです)

ちょっと調べてみると、接続が「SATA3」ではなく「SATA2」での接続になっているらしい。

チップセット自体はSATA3に対応しているものの、ハードウェア的にSATA2接続になっているらしく、回避策なし。
他の機種でも同じような事例はあるらしく、改造したBIOSに書き換えたり、光学ドライブがSATA3接続なのを利用して光学ドライブを外してそれと入れ替える…なんて手法もあるみたいですが、現状維持優先でコレでいいことにしました。

まぁ、メーカー製ノートPC、特に店売りなんてパーツ交換なんて考えて製造してないですもんね。

コレで一通り出来ることはやったかな!と。

☆現在の状況
・Celeron 1000M(ivybridge)
・メモリ 12GB
・ストレージ SSD 480GB

そして…

ある程度快適に動くようになるけど、やっぱりCeleronだとWindowsUpdateが回ると重たい。

メモリスロットにアクセスするためにフタをあければ、すぐにCPUにアクセスできる。

そして、交換してる人も多々…

やってみたくなるよね?

つづく!!!!

リアルイベントとWeb利用

リアルイベントを開催する場合、Webサービスを利用すると、運営にも参加者にも利点があるはず。
その際に、どうしたらいいんだろうかな。と考えたことを自分なりにまとめてみようと思います。

○「連絡」と「広告」

まず、具体的な内容より先に考えたいのが「これから出す情報が、『連絡』なのか『広告』なのか」という点。
ここを間違うと、大きな問題を招くことがあります。

連絡」は、具体的に伝えたい相手が居て、その人に必ず受け取ってもらいたい内容です。
例:展示時間が変更になり、それに伴い集合時間が変更になりました

広告」は、不特定多数のより多くの人に伝えて、興味がある人がそれに応じて貰えばいい内容です。
例:当イベントは○月○日の○時から一般来場者に公開になります。

「連絡」の内容が、「広告」で伝達された場合、参加者に行き渡らずに誤った内容のまま更新されない可能性があります。

また、「広告」の内容が「連絡」で拡散された場合、特定の人にしか伝わらず、目標としている「参加者が増えてほしい」という目的には繋がりにくくなります。

これから出そうとしている情報が、どちらに当たるのかを考えて、最適な情報の出し方をするのが重要となります。

○「広告」向けサービスと、「揮発性」

「広告」に使うサービスにも特徴があり、できない訳ではないですが、得意不得意があります。
「合わせる利点」よりも「合わない場合に起こる違和感」の方がマイナスになると思っています。

・ Twitterの場合

TwitterというSNSは「揮発性が高い」と言われています。
ここで言う「揮発性」というのは、目に留まる可能性が高い時期が短いことを例えた言い方になります。

Twitterの基本は、時系列で掲載される「タイムライン」なので、フォロワーが多い人ほど「最上位に表示されている時間」は短いですし、わざわざ前回の読み込んだ場所まで探るということも少なくなります。

また、一度見逃されたツイートは、プロフィール画面に行くか、フォロワーがRTしない限り、その人が見ることはありません。

これを、前述の「連絡」で使用すると、「対象の人が一度も見ない」ということが起こる可能性が高いことがわかると思います。

さらに、イベントの主催者が「普段使用している個人的なアカウント」でイベントの詳細を告知することも、似た理由でオススメ出来ません。

「参加するイベントの情報を探すために、その他のツイートを掘り返さないと見られない」というのは、苦痛にしかなりません。

現在Twitterでは、Webもアプリも「複数アカウントの切り替え」が出来るようになっているので、イベント名のアカウントをなるべく早期のうちに作成することをオススメします。

また、Twitterアカウントを「広報」に使用するためには「育てる」ことも必要です。

誰もフォローしていないアカウントでどんなにスゴイことをツイートしても、伝わることはありません。

そのため、「内容」や「地域」でツイート検索をして興味がありそうなアカウントをフォローしていくのをオススメします。

Twitterの検索コマンドで「near:場所」と入れれば「指定された場所の近くでのツイート」が検索出来るのを利用すると、結構絞り込めます。

内容で絞り込んでいると、比較的高い確率でフォローを返してくれることが多く、フォロワーを増やすことが出来ます。

個人アカウントなどで、「フォロー返しが無いとフォローを外す」という行為を行う人が少なからず居るようですが、広告用アカウントとして作っていれば、そのアカウントでタイムラインを読むことは少ないと思うので、わざわざ外す必要も無いと思います。

「フォロー→フォロー返ししないとフォローを外す」という行為に関しては、不快感を持っている人も少なくないので、嫌われる必要も無いでしょう。

また、フォローしてきた人、いいねしたひと、RTしてきた人などなどは、怪しいアカウント以外はフォローしていきましょう。

少なくても「コチラの内容を見て、興味を持っている人」なのは間違いないですので。

このフットワークの軽さも「読むためのアカウントとして運用していない」ことにより出来ることです。

・ Webサイトの場合

SNSの「揮発性の高さ」を補完できるのが、「Webサイト」の存在になります。

「フォローしている人の情報を並べる」というスタイルのSNSと違い、Webサイトは「出したい情報のみ」のページを作ることができます。

また、既出の情報をまとめておくことで、「知りたければここを見てください」とURLを提示することも可能です。

かつては、フリーのレンタルサーバも多くあり、簡単なHTMLで作られたサイトも沢山ありました。

しかし、近年ではWebサイト制作が高度化したこともあり、HTMLだけでは見劣りしてしまう…と尻込みするかもしれません。
そこを埋めるようなサービスとして、最近ではWordをで文書を作成するようにサイトを作れる無料サービスもあります。(例:Wix Jimdo

こちらは、SNSなどでは探しにくくなる過去の記録や、写真などを掲載していくのもいいと思います。

・ それぞれの「主従」

どういった使い方をするかというのもありますが、複数の媒体を使う場合の注意点は「主従をはっきりさせること」が重要です。

「Twitterで情報初出」→「詳細をまとめたページをWebサイトに掲載」
「詳細のページをWebサイトに掲載」→「Twitterで更新を通知」

このような使い方が、見る側も管理する側も扱いやすいと思います。

これが散り散りになると、
「Twitterをフォローしていたのに、いつの間にかWebサイトが更新されていた」
「Webサイトを毎日欠かさず見ていたのに、Twitterで大々的な発表されていた」
というのも避けることが出来ます。

また、「主従」とは若干違う点ですが、「初出情報は必ず公式的な部分から出す」というのも重要です。

例えば、「開催日」や「開催時間」という決定された情報が、関係者の個人アカウントから発信されたものの、「公式アカウントからは一向に発信されない」というのは、「なんのための公式アカウントなのか」ということになってしまいます。

○「連絡」向けサービスと、「リテラシー」

・ やり取りの双方向性と一本化

「連絡」は「双方向でやり取りができる仕組み」を最初から使うのがベストだと思います。

不可能ではありませんが、「発信はWebサイト、受信はメール」というのも可能ではありますが、こちらからの連絡の「既読確認」を取ることは難しくなっています。

主催側から、必要事項が確実に伝わっている、読んでいるというのがわかる仕組みのほうが使いやすいかなと思います。

該当するのは、LINEやTwitterのDM、グループウェアなどになるかと思います。

ただ、相手に合わせて多数の媒体を連絡手段にしてしまった場合、管理側の手間も増えてしまうので、一本化したほうがいいでしょう。

・受付など一方的な受信の場合

イベントなどでは、「多くの人が参加出来るように、受付間口は大きくしておきたい」と思いがちですが、種類が多ければ多いほど受付側の負担は上がりますし、「先着受付」といった募集をした場合にどういった基準で判断するのかなど、いろんな問題を持ち、そこから不満や不信が生まれる可能性もあります。

前述のやり取り連絡が出来るツールが、メールのように登録等が不要で投稿が出来るのであれば、それを使用しても問題ないと思います。

SNS等のアカウントが必要といった条件不要での受付募集であれば、メールフォームを設置するのが妥当だと思います。

メールフォームは、Webサイトを持っていなくても、Googleフォームといったサービスを使用することも出来ます。

ただ、前述したとおり、メールフォームを使用する場合はSNSやWebサイトでの告知時にはメールフォームのリンクを必ず記載し、「メールフォームから応募以外は無効」といった形で一本化する方がわかりやすく、管理もしやすくなります。

・使用媒体による「リテラシー」

上記でSNSで受け付けるという話を記載しましたが、当たり前ですが「そのSNSを使用していること」が前提での申し込みとなります。

TwitterのDMの募集であれば、Twitterを使用する技術・マナーが最低限ある人が応募してくるということになります。

インターネットを中心に募集をするのと、広報誌やチラシを中心に募集するのでは、応募してくる層が異なることが想像出来ると思いますが、インターネットでも、使用する媒体によって層が変わることが想像出来ると思います。

「多くの人沢山に応募してほしい」という気持ちも分かりますが、ある程度「自分たちと考えの近い人達」を集められるような状況を作ったほうが、実際の運営もやりやすいと思います。

○動画・音声による告知

近年では、動画・音声配信も容易に出来るようになりました。
結論から言えば、どちらとも連絡・広報ともに単独で使用するのはおすすめできません。
必ず、文字情報(WebサイトもしくはSNS)で同様の内容を告知するようにするのが良いでしょう。

動画や音声の特徴として、「再生時間がかかる」ということがあり、文字情報のように「短時間で要点を把握する」ことがやりにくくなっています。

また、ライブ配信の場合、「配信しているその時間に合わせる」という必要があり、参加者すべてがその時間に合わせることは、人数が多くなればなるほど困難になります。

ライブ配信の場合、「あとから見られること」は非常に重要となりますが、
「参加者全員に確認してもらいたい内容」が
「2時間の動画のところどころで触れられている」
「動画以外の情報は無い」
というのは、「伝わらない可能性のほうが高い」と考えた方がいいでしょう。

ですので、動画・音声は「初出情報の発表」といった「お祭り的演出」には向きますが、「連絡」や「広報」に関しては、文字情報で告知したほうがいいでしょう。

○まとめ

・「連絡」と「広告」を分けて、適切なメディアを使用する
・情報は集約し、情報を初出するメディアを固定する。
・動画を使用するときは補助的に使用する。

運営・参加者が、お互いに楽になれるように仕組みを使うといいんじゃないかな。という話でした。

人コンテンツとモノコンテンツ

個人でも世間に見える形にアウトプットすることが容易になってきた今日このごろ。
そんな中、個人的に「特徴で分けられるのでは?」と考えたのです。
それが、タイトルにある「モノコンテンツ」と「人コンテンツ」という考え。

それをまとめつつ、アウトプットしてみようかと。
もしかすると、専門的にすでに誰かが定義しているかもしれませんが、それはそれで。という感じでひとつ。

○人コンテンツ

「何をしているか」よりも「誰がしているか」がコンテンツの魅力になっているもの。
極論、「芸能人がそれをやったらコンテンツとして成り立つけど、素人がそれをやっても、割とどうでもよくなってしまうもの」

○モノコンテンツ

これは、「誰がしているか」ではなく、「何をしているのか」が価値を持つコンテンツ。
素人でも歌唱力がすごい歌動画とか、無名の人が書いた小説とか、プラモデルの作品なんかもこれに該当する。

インターネットでは、わりと「モノコンテンツ」が多く、テレビとかは「人コンテンツ」が多いかなと思っております。

それぞれにはっきりとした線引があるわけではなく、
「人コンテンツ」寄りでも、面白いことをしていたことが、その人を知らない人にとっては「モノコンテンツ」になるし、それがきっかけに、その人にとっての「モノコンテンツ」が「人コンテンツ」になることもあるし、
逆に、「モノコンテンツ」でも、「同じ人が面白いものを出している」だと、その人が別の内容をしていても面白くなったりするので、そこまで行くと「人コンテンツ」なのかな。と。

で、なんでそんな事を考えたかというと、「出す側」も「受ける側」もここらの違いを理解してた方が幸せになれるよね?と思ったのです。

例えば、「この作品がスゴイ」と瞬間的にバズったとしても、それは「人コンテンツ」の魅力ではなく、「モノコンテンツ」の魅力。
なので、その人が全く違うことをやったとしても、それがもう一度バズる可能性は低い。

逆に、有名なタレントであれば、ゲームをやろうが、料理をしようが、歌おうが、割と話題を呼んだりできるから、「こういうことをやらないほうがいい」みたいなのは通用しなくなる。

ここらをどういうふうにコンテンツ化するのを考えるのが面白いのかなと思う次第です。


というのを考えたのは、Twitterで度々起こる「女性モデラーはいいねがおおいのは不公平」の話とかを見てて思ったのですよ。

「よくいる男性モデラー」が「作ったプラモデル」は後ろに荷重がある「モノコンテンツ」。
女性」が「作ったプラモデル」は前に荷重がある「人コンテンツ」。

こう考えると、割としっくり来るなーと考えたのが始まり。

変な憤りや、変な失望を回避するために「そもそも違うもの」って考えるといいんじゃないかな。と。

動画の試行錯誤

模型製作会の動画、2月編が出来ました!

Youtubeに動画を上げるようになって、「どこに文字を置けば、読めない問題を回避できるんだろう?」というのを色々考えるようになりました。

○サムネ編

一覧に表示される「サムネイル」
これだと、右下に再生時間が表示されるため、
そこに文字を置くと、見えなくなります。

○PC版のサムネ表示


○スマホ版のサムネ表示

こんな感じで右下に再生時間がでるので、そこに文字情報を置くと隠れてしまう。
「1分でわかる~」でつくって初めて気づいたのがこの条件。
再生時間の大きさは(多分)一定なので、サムネが小さくなればなるほど、比率的に隠れる部分は大きくなります。
分かったならサムネ変えろよ!って話なんですけども!

○埋め込みのサムネ表示

続いて、サイトに埋め込みしたときのサムネがコチラ。
こんどは、左上にアイコン、上辺全体に文字とアイコン。
左下にYoutubeのYoutubeのアイコンが出ます。
ど真ん中にYoutubeの再生ボタンがあるものの、このサイズで可読性を失うほどの文字はあんまり入れない気がするのです。
一方、上のサムネイル時に埋まっていた右下は今度は何もない。

サムネの文字情報は、上下をある程度切った真ん中に寄せたほうがよさそう。

○再生画面編

スマホ版の再生画面は、動画自体をタッチすると動画自体が黒っぽくなって、操作バーが出るので、どこに何をおいてもアウト。
タッチしてる時点で画面は隠れてるから問題はないよねとは思ってます。

問題は、PC版の場合。

○PC版Youtubeサイト

○埋め込み表示

こんな感じで、下側に操作バーが出るのです。
あと、動画上に広告がでるのも下側。
ちょうどテロップとかが入れやすいエリアにひょこっと出てきて、動画を見てても字幕が全然見えないとかもたまに起こります。

とはいえ、テロップを画面の真ん中に流すわけにもいかないので、それを分かった上で上下どちらかに寄せるしかないのかなーと。

で、今まで下部スクロールにしていた文字情報を、上部にしてみたのが今回。
ニュース速報的やワイプ的な場所になりましたが、どっちのほうが読んでもらえるんだろうかなぁ…というのは答えのない永遠の疑問になりそう。

極端な話、「なにか違和感のあるフォント」とかを使ったほうが目にはつくかもしれませんしね。

とまぁ、そんな感じで製作会紹介動画も3本目。
模型動画っぽくない選曲遊びを初めてから5本目。

なんか新しい要素を試してみたいのですが、それが何なのかは全く思いついてない次第です。

広告あそび

唐突ですが、このドメイン、一応ですがGoogleAdsenseの認可が降りているのです。

利用申請を出しても「コロナで忙しいからもう一回やってね」みたいなのが結構続いて、諦めた頃に再申請したら通ったっていうね。

で、旧サイトが1チップスーパーファミコンの話を中心に、まだアクセスがあるので、それを利用できないかな?と思って、旧サイト側(サブドメインに「www」が付いてるサイト」に設置しております。

そして、このサブドメイン無しのこのサイトの方にもSwitchのジョイコン直した話にもちょいちょいアクセスがありまして、その記事「だけ」に広告を貼り付けております。

「なんでなのか?」ってのを書き残してみようと思ったのが今日の話。(長い前置き)

先述したとおり「特定の記事だけアクセスがある」状況な訳ですが、コレってどういうことかというと、「検索でそのページに直接飛んできている」ってことなのですよ。

アクセス解析で見られる「直帰率」もほぼ100%。
コレはコンテンツが無いから当たり前といえば当たり前だけどね。

つまり、トップページを表示することもなく去っているということ。
「このサイトもう一回見に来たい」みたいな呼び水にすらなってないわけですよ。

じゃあ、上手いこと使えないかな?と

個人的に、サイトの広告があまり好きじゃないので、全面には出したく無いというのもあって、「アクセス数はあるけど更新から日が経ったもの」につけるのは許容範囲かな?ということで、現在の選択をしたのでした。

と、ここまであれやこれやとデカいことを言ってますが、1ヶ月で数十円でして、ココ数ヶ月でMAXでも140円とかなので、振り込み対象になる8000円に到達するまであと数年かかる計算となっております。

ま、アテンションエコノミーに乗っかって有象無象の妙な記事を連ねるぐらいなら、コレぐらいの方がいいやね。と思っとります。ええ。

覚えちゃいない。

年単位の放置を経て、なんか書いてみるか!となって復活させた訳ですが、ここのフォント気に入らないな・・・みたいなのがチョイチョイ出てくるわけですよ。

もともと設定しやがったのも自分なんですが、どこをどう調整したかなんて覚えちゃいない。

もちろんメモなんて残しちゃいない。

結局、ブラウザの検証機能を使ってどこのCSSのどこを読んでるのか調べるしか無いっていうね。

で、行った先にはかつて自分で書いたと思われる要素が書かれているっていうね。

誰だよ書いたの!(自分です)

という古典的なフォントいじりなんかも踏まえてのんきに書ければいいかなーぐらいのノリで戻ってきております。

もう一つ動画作ったよ

開催時期としては前後しますが、1月中旬にあった模型製作会の紹介動画が出来ました。

※製作会に関しましては、札幌チカホ模型展示会Twitterまたは公式サイトをご確認ください。

展示会の1週間前に行われた製作会で、イントロ部分を少し作ったところで展示会の動画にシフトしたので、並行のような並行じゃないような作り方をしておりました。

そんな2本の動画のための音楽素材を探していたときに、「絶対模型動画に使われなさそうだけどすごくこの曲いいな・・・よし、つかったろ!」となったのをオープニングに使いました。(龍崎一さんの「モーニンググローリー」という曲です)

「なんかに使えるだろう」とエレベーターで撮っていた動画と、手書きポップ系フォント、そしてコルクボード掲示風にOPを作って、そのまま本編に滑り込み、無料素材で提供頂いてる部分全部を使って製作会部分をいつも通りの感じで流してみました。

画面内で文字が専有されるのがあんまり好きじゃないのでよく使う「テロップをスクロールする作戦」なんですが、文字数を増やそうとすればするほどスクロールが速くなり、動画のコマ割を感じてしまっていたので、試験的に60fpsで作ってみたのです。

というときに限って、テロップの文字数は少なくてゆっくりで問題なかったっていうね!

でも、動画内の画像のスクロールやエフェクトの動きとかはものすごく滑らかになったので、コレぐらいの時間の動画なら60fpsで作ってもいいのかなぁと思った次第です。
(あくまでもマシンスペックとご相談ですが・・・)

制作段階では1280×720で作って、エンコード段階で1920×1080に拡大してるんですが、2passで50分とか掛かっちゃってますからねぇ。

「Xeon E3 1225 v2」というと「は?」思われることが多いと思いますが、その実は「ほんのちょっとグラフィックが強い「第3世代Corei5」なので、そろそろ10年モノなので、この辺の処理の処理をさせるには厳しくなってくるんでしょうな。

というわけで、そんなノリで作った動画でございます。
「お、面白そうなことやってるんだな」って思っていただければ何よりです。



動画とか作ってたよね

1月に行われた「さっぽろチカホ模型展示会」。
それの紹介動画を作ってたりして、なんか書くとかすっかり忘れてたよね。

そんな訳で出来たのがコチラ。
7分半ぐらいの動画に2週間ほどかけております。

昔ながらのAviutlでポチポチ作ってます。

さて、基本的にここらの動画は展示会と同じで「愛好者に向けすぎない」ということを頭において作ってます。

「1つの作品をじっくりゆっくり見たい」という目的では「動画」には向いてないので、「よりどりみどりいろんな模型があったんだよ!」がわかるようにしたつもり。

背景でものすごく目立ってるのは、あえてピックアップしないで、気になったらサイトに行ったり、検索したりしてくれないかな?という狙いを持ってたりします。

おそらく、検索まで行くとは思わないですけどね…


今回の流れとしては、作る内容は決まっていたので良さげな音楽素材を探すところからスタート。
音楽の尺がいっぱいいっぱいになりそうだったので、そこからは逆算。
OP、説明文を入れて、残った時間を紹介したい卓の数で割って、ポップアップで出せるのは4枚ぐらいが限界かな…という感じで前半。

後半のコンテスト部分は音楽の雰囲気を揃えたかったので、音楽素材サイトで同じ作曲者の曲をチョイス。
音楽の途中で切り替わりなポイントがあったので、それが作品紹介の間に来るとなんか違和感があるなーということで、紹介のあとに協賛各社の紹介を入れて、音楽の切り替わり部分から作品紹介。
受賞作品を並べて、下のスクロール文字が早すぎて読めなくならない程度に調整。
で、残った時間を残ったエントリー作品数で割って1作品あたりの時間を決定。

そんな感じで微調整したり、文字の入りとか、可読性とか、自分なりに色々と考えた結果がコチラの動画でございます。

まぁ、近年のYoutubeな感じの動画じゃなく、どちらかというと往年のニコニコな感じの動画になっておりますが、「こんなのがあったんだなー」な感じで見ていただければとおもいます。