家族の使っているノートPC。
かつて、「光回線加入で(実質)タダ」みたいな買い方をした、廉価機。
Windows11にアップデートすることも出来ないものの、とりあえずWindows10の限界まで使うとしても少々厳しいスペック。
・Celeron 1000M(ivybridge)
・メモリ 4GB
・ストレージ HDD 750GB
コレを、なんとかしてやろうじゃないか!という謎のノリが発動。
ことの起こりは近場のPC専門店でもはや希少になりつつあるノートPC用のDDR3 8GBのメモリが2780円で売られたのが始まり。
ここから、「よく知らなかったこと」が続発します。
○メモリ編
購入したメモリは、DDR3 1.35V対応というチラシの表記。
「DDR3」なのか「DDR3L」なのかよくわからない一品。
公式サイトやらなんやらを探っていった結果、「1.5V動作可能」という記載が公式資料を載せたっぽい通販サイトで見つかったため、購入&装着。
メモリスロットは2本で、1本開いている状態だったので追加で装着。
しっかり認識してメモリ合計12GB。
自分の昔々の認識(Pentium4時代ぐらいの認識)では、「メモリが同メーカーかつ同容量じゃないとデュアルチャネルは発動しない」と思ってたのですが、今は発動するんですね。
実際にそう動作しているのかはわかりませんが、「少ない容量に合わせた分がデュアルチャネルの転送速度、残りはシングルチャネルで動作する」らしいです。あくまでも「らしい」です。
「おっと、ココでシングルチャネル転送になったな!」なんて分かるわけが無いですから。
メモリが8GBで12GB。メモリ編完了。
○ストレージ編
続いて先週末決行したのがストレージ編。
もちろん黙ってSSDなのですが、色々と気になることが発覚。
まず、この本体には、miniSATAの空きがあり、ここにSSDが接続できるらしい。
やってみたい…とは思ったものの、もはや有名メーカーのものなんてなく、「コレはどちらさま?」みたいなメーカーのものしか無い。
さらに、実際に接続した人の動画によると、「SATAのSSD単体の時よりも起動は遅い」とのこと。
ここで、miniSATAは断念し、通常のSATAを使い、HDDとSSDを入れ替える方向に確定。
続いて「750GBからの移行はどれぐらいの容量にするか」という問題点。
「自分が使わない」から、余計にわからない。
メーカー製PCのお約束の通り、パーティションは色々分割されてるものの、そんなに容量を使っていない。
候補は例によってPC専門店のチラシに載っていた「240GB 4180円」と「480GB 5680円」
一応国内メーカー「KIOXIA」の一品(ただしMade in China)(サポートはBUFFALO)
値段差1500円で容量2倍かぁ…というところで480GBをゲット。
前に買っていたSATAをUSB3.0に変換するケーブルを接続し、ツールを使ってクローン。
元と容量が違っても上手いことパーティションを減らしてくれて完了。
そのままHDDとSSDを入れ替えて…と思ったのですが、HDDは9.5ミリ厚。SSDは7ミリ厚。
昔買ったSSDにスペーサーが付いてたような…と探したものの見つからなかったため、手元に合った2ミリのプラ板と0.3ミリのプラ板を両面テープで貼って簡易スペーサーを自作して接続。
入れ替え前後に速度はどんなもんですかね?とベンチマークをとっていたのですが予想外の出来事が。
これ、画像の取り違いでもなんでも無くて、移行に使ってたUSB3.0接続のほうが速いでやんの。
(ドライブが違うのは同じドライブのパーティション違いです)
ちょっと調べてみると、接続が「SATA3」ではなく「SATA2」での接続になっているらしい。
チップセット自体はSATA3に対応しているものの、ハードウェア的にSATA2接続になっているらしく、回避策なし。
他の機種でも同じような事例はあるらしく、改造したBIOSに書き換えたり、光学ドライブがSATA3接続なのを利用して光学ドライブを外してそれと入れ替える…なんて手法もあるみたいですが、現状維持優先でコレでいいことにしました。
まぁ、メーカー製ノートPC、特に店売りなんてパーツ交換なんて考えて製造してないですもんね。
コレで一通り出来ることはやったかな!と。
☆現在の状況
・Celeron 1000M(ivybridge)
・メモリ 12GB
・ストレージ SSD 480GB
そして…
ある程度快適に動くようになるけど、やっぱりCeleronだとWindowsUpdateが回ると重たい。
メモリスロットにアクセスするためにフタをあければ、すぐにCPUにアクセスできる。
そして、交換してる人も多々…
やってみたくなるよね?
2022年4月12日 22:16